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2011年2月18日、東京に春の日差しが訪れたこの日、グランドプリンスホテル新高輪にて第34回日本アカデミー賞授賞式が開催された。
今年は海外の映画賞でも高い評価を得た「悪人」「告白」という野心的で完成度の高い2本や映画界の革命児・三池崇史が傑作同名映画を47年ぶりに再映画化した大型アクション時代劇「十三人の刺客」、山田洋次監督が描く「男はつらいよ」シリーズを髣髴とさせる人情ドラマ「おとうと」、現役医師による人気小説を緻密なリサーチで映像化した「孤高のメス」と例年にも増してレベルの高い話題作が揃った。 |
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演技賞を「悪人」が独占する中、撮影、照明、美術、録音の4賞は「十三人の刺客」が受賞。三池崇史監督らスタッフが喜びを爆発させた。 |
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注目の最優秀外国作品賞は、昨年世界中の興行記録を塗り替える大ヒットとなった「アバター」が受賞。ここ4年連続でワーナー・ブラザース映画の作品が受賞していたが、今年は20世紀フォックス映画の作品に凱歌が上がった。また、最優秀アニメーション作品賞は「借りぐらしのアリエッティ」が受賞し、登壇したスタジオジブリの米林宏昌監督が「いちアニメーターとして働いていた僕に、“おまえ監督やれ”と言われたときは、まさかこんなすばらしい場所にこられるとは思っていなかった。」と喜びを語った。
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屈指の名作、名優揃いとなった今年の日本アカデミー賞授賞式は、司会の関根さんと俳優たちのユニークなやりとりと華のある松さんの進行に支えられ、例年以上の盛り上がりをみせつつ、静かに幕を閉じた。
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| ☆ぴあ特別会員による、授賞式に出席した感想 | ||||
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室岡陽子さん(女性・58歳/アルバイト) TVとは違って、生で見ると本当に日本の映画界が、いかに様々な分野のスタッフに幅広く支えられているのか。そしてこの日からまた、新たな歴史を作っていくのかが肌で感じられて、日本アカデミー賞34回の重みが感じました。レッドカーペットで、間近に各監督やスターの皆様を見る事ができたのも超嬉しくて、ワクワクしました。 |
藤井さん(女性/建築士) 今まで、映画館でしか映画に触れておらず、映画関係者にお会いすることなんて無かった私が、いきなり多くの俳優さんや映画関係者の方を前にして、まるで夢のような一日でした。真剣に映画に向き合ってきた会員が選んだものは、一般の人にも受入れられるのだという事を実感した。感動の一日を与えていただき、本当にありがとうございました。 |
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杉山さん(女性/専門学校講師) 仕事の都合でパーティ途中からの出席でしたが、パーティ会場では俳優の方々をはじめ、監督、プロデューサーなど、いつもスクリーンや雑誌越しに観ている方々が歓談していらして、同じ空間にいられて夢のようなひとときでした。帰宅後、授賞式のTV放送を観て、「あの場にいたなんて」と感激を新たにしました。ありがとうございました。 |
榎本泰之さん(20歳/大学) 印象的だったのは、テレビではあまり放送されることのない撮影賞・照明賞や美術賞、録音賞などの裏方スタッフの表彰。華やかなスター達のレッドカーペットや主要な賞の行方ばかりが注目されがちではあるが、日本アカデミー賞とは映画人が優れた同業者を表彰し、共に讃え合う場でもあることを改めて実感しました。 |
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