内閣総理大臣 安倍晋三 メッセージ

一昨年、我が国は未曾有の東日本大震災に見舞われ、日本映画界も深刻な打撃を受けました。あれから2年、多くの関係者の様々な努力により、本年もまた、国内最大の映画の祭典である「日本アカデミー賞」授賞式が、かくも盛大に執り行われますことを心からお慶び申し上げます。

映画は人の心を動かし、映画がもたらす感動は国境を越えて伝播していくもの。質の高い日本映画は、国内にとどまらず、「クールジャパン」の一翼を担うコンテンツとして、これまで世界中の映画ファンを魅了しています。

昨年の日本映画では、大ヒット作が数多く誕生し、興行収入も大幅に伸びるなど、日本映画界は大いに活況を呈した年であったと伺いました。

どうか皆さん、力を合わせて、映画人の映画人による、この「日本アカデミー賞」を、今後ますます盛り上げていただき、日本映画の底力を世界に見せつけていただきたい。かつての日本映画の熱気や活力を取り戻し、我が国のコンテンツ・ビジネスをこれからも力強く牽引し続けることを、心から願っています。

平成25年3月8日
内閣総理大臣 安倍晋三