第49回日本アカデミー賞「主題歌賞」は、「国宝」の主題歌 『Luminance』 を担当された原 摩利彦feat.井口 理 に決定いたしました。
「主題歌賞」は、その年、最も印象に残る主題歌を担当されたアーティストに贈られる賞。副賞協力のラグジュアリージュエラーTASAKIの推薦、映画人の組織である当協会会長・四役の選考により決定いたしました。正賞音楽部門(劇伴作曲家対象)とは異なる視点から表彰を行います。
◆主題歌賞
原 摩利彦 feat. 井口 理
対象作品:「国宝」主題歌『Luminance』
(作詞:坂本美雨 作曲・編曲:原 摩利彦 歌唱:井口 理)
原摩利彦氏が手掛けた荘厳な劇伴の世界観。その終幕を飾る井口理氏の歌声は、人間の性をも超越した唯一無二の響きを放ち、主人公・喜久雄の歩んだ運命を慈しむかのようにスクリーンから優しく降り注ぐ。それは、坂本美雨氏が紡ぎ出した言葉とともに、喜久雄の苦悩や孤独をすべて「よろこび」へと昇華させ、観客を喝采の終幕へと誘う。
音楽、歌声、そして言葉――それらが一体となった響きは、まさに「Luminance」の名が示す通り、暗闇を照らす一筋の光。鑑賞するすべての人々の魂を震わせ、物語の余韻を結晶させた。「国宝」は実写映画興行収入を更新し、日本アカデミー賞では最多12部門16賞と新人俳優賞を受賞。今回の主題歌賞の受賞は、この『Luminance』が本作において欠くことのできない重要なピースであることを改めて証明した。